20代からコツコツ貯金♪♪
と思っている人!
もったいないことしてます!!!
その貯めているお金、もっと有効活用しましょう!
貯める為に一生懸命働いていると思いますが、自分だけが働くのではなくお金にも働いてもらう、つまり「資産運用」を20代から始めるべきです。
僕自身も20代前半の頃は、働いてもらったものをひたすらそのまま貯金にしていました。しかし今思うともったいない事をしていたなと、とても後悔しています。
すべき事は単なる「貯金」ではなく「資産運用」
でも資産運用って具体的にどうすればいいの?と思う20代は、まず「積み立てNISA」を活用してみましょう!
つみたてNISAとは?
つみたてNISAとは、簡単に言うと”積立型の資産運用”の制度のこと。
特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度で、2018年1月からスタートしました。
通常、株式や投資信託の運用益に課税される税金は約20%となりますが、積み立てNISAを利用するとこの税金が非課税となります。つまり運用益をすべて自分の利益にすることが可能です。
購入できる金額は年間40万円まで、非課税期間は20年間であるほか、購入可能な商品は、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られています。
もともと存在していた元来のNISAの積み立てバージョンといったところです。
NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)の略で、2014年1月にスタートしました。詳しい説明は金融庁のページに記載してあります。
NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。
つまり、お金を積み立てながら投資をし、少しずつ利益を出し資産を増やす、しかも利益には税金が掛からない。という資産運用のひとつ。
また、NISAと積み立てNISAはどちらかしか選べませんが、20代の方には積み立てNISAがオススメかと。
NISAと積み立てNISAの違い
NISAと積み立てNISAの違いは簡略化すると以下のようになります。
NISAは非課税となる期間が5年間のため長期の資産形成には向かないものでしたが、積み立てNISAは20年間非課税となるため、長期の資産形成に向いています。
年間で120万円(月10万円)を投資に回せる余裕のある方であれば元来のNISAでも良いんですが、投資初心者であり、かつまだ20代という若さを武器にできる人には積み立てNISAのほうがメリットが大きいです。
20代で積み立てNISAを始めた方が良い6つの理由
NISAと積み立てNISAの違いも含めて紹介しましたが、積み立てNISAが特に20代にオススメな理由は以下の6つです。
- 非課税期間が20年と長いため、長期の資産形成に向いている
- お金を無駄なく資産運用できる
- 投資対象の金融商品が限定されているため初心者も始めやすい
- 最初の設定だけすれば、あとはほったらかしでいい
- 100円〜できる
- いつでも現金化できる
それぞれ詳しく見ていきましょう!
運用益の非課税期間が20年と長いため、長期の資産形成に向いている
積み立てNISAでは、投資で得た利益が非課税になります。
通常の投資では、利益に対して20.315%の税金がかかるため、例えば、年間で10万円の利益が出れば2万円の税金支払いが必要になります。
一方で、積み立てNISAでは運用益に対する税金は0円になりますので、この税金で支払うはずだった2万円も翌年の投資に回せることができます。
ウェルスナビなどのロボアドバイザーも資産運用にはとてもオススメですが、残念ながらこちらは税金控除がありません。税金控除のある積み立てNISAの方が効果的に資産形成ができます。
また、20代では毎月投資に回せる金額はそこまで多くかけられないのが実情です。それでも20代だからこそ大きな味方となるものがあります。それは「時間」です。
長期期間投資することで複利効果によって大きく資産を増やすことが可能です。
利息の計算方法は、単利と複利の2種類があります。
単利とは、利息を元本には組み入れず、元本部分に対してのみ利息がつくものです。元本部分は預けた当初の金額から増えることはありません。
一方、複利とは、預金から得られた利息を元本に組み入れて、利息がつくことです。こうすることで利息が出るたびに元本が増えていきます。
「複利効果」とは、運用で得た収益や利息を再び投資することで、利息が利息を生んでふくらんでいく効果のことをいいます。
例えば、、、ざっくり計算しますが、
毎月30,000円を20年間積み立てて、年利率5%で運用できた場合、投資元本720万円が20年後には1,230万円になります。
ただ貯金をしているだけでは720万円しか貯まりませんが、複利効果を活用して運用するだけで510万円も増やすことができます。
時間をかければかけるほど、お金自身が働いて稼ぐ金額が増えていくわけですね!!
お金を無駄なく資産運用できる(貯金より投資)
資産を運用するなら早ければ早いほど、無駄がない資産形成ができます。
30代で資産運用を始める人と、20代で始めた人とでは10年の差があり、
その10年の間、単に貯金をしているだけの期間なのか、それとも資産運用しているのでは、積み立てられる金額に大きく差が生まれます。
20代から始めた人は、仮に10年間・年利率5%で運用でき、毎月30,000円積み立てていたとすると、
投資元本360万円が10年後には465万円になりますが、貯金だけをしていたら10年後はそのまま360万円のみです。
楽天証券のサイトから簡易シュミレーションができるので、今の自分でできる積立額などを設定してやってみてください。
→積立かんたんシュミレーション
同じお金を貯めるなら、早く運用に回したほうが絶対にお得ですよね!
投資対象の金融商品が限定されているため初心者も始めやすい(リスク少ない)
資産運用となると、何に投資したらいいか分からないという方もいるかと思います。
個別銘柄を買って利益を出すのは初心者には難しいかもしれませんが、積み立てNISAの投資対象の金融商品は国が厳しく審査にかけたものしかなく、初心者でも選びやすいラインナップになっています。
つまり、リスクの少ない投資が可能で、投資に詳しくない初心者が、複利で積み立て運用してじっくりと資産を増やすのに適している制度なんですね。
最初の設定だけすればあとはほったらかしでいい(とにかく楽)
この制度では、最初に掛金と商品を設定すれば、あとは自動的に掛金の拠出と金融商品の購入が行われるようになっています。
最初の理解と、設定や商品の選定に時間が少し掛かりますが、それさえ済めばあとはほったらかしで自動で積み立て&資産運用してくれます。
また、拠出する金額は自分の収入や生活費などに応じて設定できるため、収入の少ない20代という若者でも無理なく資産運用を始められます。
100円〜できる(気軽に投資を始めれる)
資産運用と聞くとまとまったお金をイメージする人がいるかもしれませんが、最低投資金額は、なんと「100円」からなんです!(毎日100円を貯金していく感じです。月3000円〜ということですね。)
投資よく分からなくて始めるのに不安・・という方も、まずは100円から始めてみる事が可能で、始めてみてなんとなく掴んできたら、200円、300円と増やしていくのも全然アリですよね!
少額で、長い年月節税できる積み立てに適した制度になっているということですね。
いつでも現金化できる(臨機応変に対応可能)
20代だと、結婚や出産・引っ越しなどを控えており、まだまだまとまったお金を要する時が発生することがあります。
急にお金が必要になった際にも、積み立てNISAはいつでも現金に戻せる点が魅力的です。
つみたてNISAの始め方
始める手順は簡単です。
- ネット証券で証券口座を開設する
- NISA口座を開設する
- 積み立て設定をする
口座開設に少し待つ期間がありますが、難しい手続きはないので、本当に簡単に始められます。
始めるならネット証券で
NISAで投資を行う場合、ネット証券会社で行うことをお勧めします。
銀行などでも NISAを行えるのですが、一般的には銀行は株式投資などの手数料が割高なので、やめておいたほうがいいです。また、ネット証券に口座を開設すれば、投資信託や債券などさまざまな投資商品が購入できます。
ネット証券なら口座を作る費用は無料で、維持費も無料なんです。
楽天証券がオススメ
個人的に、証券口座は「楽天証券」がおすすめです。
楽天証券では楽天ポイントで投資信託を購入することができるため、ポイントの有効活用もできます。
また、毎日の積み立て設定をしておけば、楽天ポイントも自動で貯めることができるので、貯金感覚でポイントも貯められるので本当にオススメです!!
僕は普段の支払いも楽天カードに統一して、楽天ポイントを貯める→投資信託を買う、という流れで無駄なく投資を行っています。
この楽天証券と楽天銀行の組み合わせで行う投資法は別の記事で詳しく紹介しています。本当にお勧めですよ!
特定口座については迷われるかもしれませんが、自分で確定申告をしないで済むので、「特定口座を開設し、源泉徴収を選択する」が便利でいいです。
iDeCoより積立NISAがオススメ
以前の記事で、iDeCoについて紹介する記事を書きました。
しかし、iDeCoよりつみたてNISAのほうがリスクは少ないと思っています。
iDeCoをオススメできない最大の理由
iDeCoを利用して拠出したお金は、60歳以降にならないと原則として受け取れません。
それまでは金融機関の口座とは別の口座に積み立てられるだけで、死亡や重い障害などの例外的な事情でもなければ、お金を引き出せないようになっています。これでは、急なトラブルでお金が必要になったときに困ってしまいます。
これが、僕がiDeCoを始めず、つみたてNISAのみを始めた理由です。
つみたてNISAの強みは「いつでも現金にできる」ことでしょう。
積立投資は長期的に継続して増やすのが大原則であり、ちょっとした値動きや収入の増減に動じて売買を繰り返すのは望ましくありません。
しかし、まとまったお金が必要になってどうしても売らなければいけない事情が出てきたときに、換金できるのはつみたてNISAだけです。
途中変更も柔軟性が弱い
また、iDeCoの場合は、掛け金の変更が年1回しかできません。
紙の変更申請書類を申し込んで郵送してもらい、それを返送して1~2ヵ月してからようやく掛金変更となります。
それに対してつみたてNISAなら、インターネット上で自由に掛金の変更が可能ですし、換金もパソコンやスマホの操作でできるようになっています。
以上のように、操作の手軽さと換金の容易さを踏まえると、選ぶのであればつみたてNISAがおすすめですね。
実際に運用してみて(追記)
実際に運用していますが、運用開始3ヶ月後には以下のように運用益が発生していました。
やっていることは本当に楽で、
投資するファンド(投資信託の商品)を選んで、積み立て設定をして、あとはほったらかしにしておくだけ。
貯金する口座が証券内に変わったというだけで、特別毎日作業しているというわけでもないし、たまに気が向いた時に運用益を確認する程度です。
ただ貯金するのは本当にもったいないですね。せっかくなら資産運用してお金に働いてもらうのがいいですよ!
今後も運用の変動を楽しみながら、積み立てていきます。
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