日本にあるJRさんゆかりの地。愛知県愛西市にある明通寺を訪れてきた話

2016年1月27日
 
 
 
前回の記事でJRさんの存在を知ってもらえたかと思います。
「JR」をJapan Railwayのことだと思った方はこちらをどうぞ。
 
ちなみにJRさんの記事を2回連続でお送りしてますが、このブログでは旅の話や個人の考察などを主に書いていきますので、よろしくお願いします。
 
JRさんについてのブログはこちら
 
 
 

明通寺に行ってきた。

そんなJRさんのことを調べていた時に目に飛び込んできたのが、【JRジャヤワルダナ顕彰記念碑建立・除幕式】
 
実は日本に4ヶ所、JRジャヤワルダナさんを称える石碑・銅像を所有するお寺があり、
その内のひとつ、愛知県愛西市にある「明通寺」があります。
この明通寺に、昨年(2016年)10月9日にJRさんを称える記念碑が建立され、その記念イベントが行われていました。
 
今住んでいる名古屋から近いことや、その建立がごく最近であるということもあり、
この明通寺でJRさんについての活動をする方に連絡を取り、実際に行ってお話を伺ってきました。
 
※以下、JRブログ(「もうひとつのJR」)から引用↓↓↓
 
 
f:id:srilanka-jr-japan:20170206155236j:plain

f:id:srilanka-jr-japan:20170206155308j:plain f:id:srilanka-jr-japan:20170206151956j:plain

立派なお寺で、境内に入るとさっそく記念碑が!!

 

連絡を取り合っていた北條よしこさんに挨拶をし、事情を説明しがてら石碑の前で軽くお話。(てっきりご住職さんだと思っていたので、連絡をとっていたのが女性(奥さん)だということが分かり内心びっくりしてました。)

思っていたよりとても立派な石碑で、この顕彰記念碑が建った経緯や石碑に込めた想いなども聞かせてくれました。(苦労話などもちらりと)

 

f:id:srilanka-jr-japan:20170206152155j:plain f:id:srilanka-jr-japan:20170206152137j:plain

f:id:srilanka-jr-japan:20170206152236j:plain

f:id:srilanka-jr-japan:20170206152019j:plain

※石碑・誌に記載されている文が読みづらい方はこちらへ

 

 

 

2016年10月9日「JRジャヤワルダナ顕彰記念碑建立・除幕式」がここ明通寺で行われました。

顕彰記念碑建立の取り組みは、昨年(2015年)10月から1年間の歳月をかけて進めてきたそうで、明通寺の門徒さんや建立プロジェクトに賛同してくれた100名を超す支援者のおかげで建立を迎えることができたそうです。

 

このイベントはスリランカ現大統領の耳にも入ったらしく、なんとスリランカ大使がご参列したほど。

f:id:srilanka-jr-japan:20170206200147j:plain

 

また、地元新聞紙中日新聞・朝日新聞にも掲載され、クローバーTVでそのイベントの様子が撮影されていました。

f:id:srilanka-jr-japan:20170206200235j:plain f:id:srilanka-jr-japan:20170206200219j:plain

 

 

この除幕式を催す前にも、スリランカ人である講師を招待し、事前に講演会を2回開催していたようで、町の人々の理解を深める活動もありました。

そして除幕式と同時進行で、定期開催している「ええじゃないか市&ライブ」という催しも開かれ、当日はとても賑わっていました。(DVDで拝見させてもらえました)

f:id:srilanka-jr-japan:20170206200748j:plain

 

 

お話を伺ってみて

この記念碑が建立するまで主体的に動いていた北條よしこさん。

今回の訪問で色々お話させてもらいましたが、よしこさんはとても精力的に活動しており、

先に述べた2回の講演会を開くために、京都にまで足を運んで講師を依頼しお招きしたり、建立実行委員会の先導をきったり、

またJRさんについての活動だけでなく、この除幕式と同時におこなわれた「ええじゃないか市」の定期開催や(次回4月9日開催)「てらこや通信」という手書きで作られた通信を発行して町内に配ったり、また世界のハンセン病についても関わっていました。(この辺については割愛)

お寺の役割という枠を超えて、不登校気味の町の子どもたちに、お寺を使ってお泊り会を開き、子どもたち同士が気軽に触れ合う場を設けたり、

本当に様々な方面で精力的に活動しておられました。

 

今回の顕彰記念碑が無事建立できたのも、町内の賛同を得られたのも、こういった今までの活動とその想いがあったからこそ成り立ったんだなーと個人的には思います。

 

 

 

記念碑の話に戻りますが、
鎌倉にある石碑の賛同者には、各仏教の会派のトップ、多くの著名文化人、学者などがずらーっと名を連ねているそうです。
しかし、この愛西市に建立された記念碑は無名の庶民が一丸となって実現したもので、そこに大きな意味があるのだと思います。
 
こうした建立記念のイベントが行われる当日まで、多くの人々を巻き込んで賛同してもらい活動してきた中で、おそらくたくさんの学びがあったと思います。
その過程でJRさんについての認知も広がっただろうし、町のみんながそれぞれ主体的に考えるきっかけにもなったと思います。
 
そしてこの顕彰記念碑が建ったことがゴールではなく、スタートであると。
この史実を日本人に浸透させる努力をこれからしていかなくてはならないのかなーと。
 
 
そんなこともよしこさんとお話させていただき、自分自身の学びの場にもなり、とても有意義な日となりました。

 

 

裏話・・・

余談ですが、昼ごはんには出前のお寿司をご馳走してくれたり、セイロンティやお茶、お酒までもご馳走になり、申し訳ないほどのおもてなしを頂きました。
また、1,2時間お話を伺うつもりが、朝10時に来て気づけば夕方4時半。(どんだけ長居しとんねん!)
お昼にたまたま早く仕事が終わったということで帰宅していた息子さんと、近くにある銭湯にも行ってきました(笑
こちらもお代を代わりに払っていただき。。。(もちろん払おうとしましたよ!)
本当にお世話になりっぱなしでした。。。

f:id:srilanka-jr-japan:20170206160818j:plain

記念碑の前でパシャリ。

よしこさん、本当にありがとうございました! !!

(※今年10月9日に建立1周年記念イベントを行うそうなので、興味ある方一緒に参加しましょう!)

明通寺の北條よしこさんの運営するブログ

→→→ええじゃないか市愛西
 

 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▼▼仲間と共に運営する【もうひとつのJR】のブログもよろしく▼▼
”JR”にはもうひとつの意味があるのを知ってますか??
思わず誰かに伝えたくなる、日本がお世話になったJRさんのお話を紹介しています。

なんかよう分からんって人はまずこれ読んでみて↓↓↓
→→日本国民がお世話になったJRと言えば?

ブログはこちら→→もうひとつのJR


 


人生に悩んでいる方

コーチングというものに出会い、コーチングを通して自分自身を大きく理解し、たくさんの経験や悩みや葛藤などを経て、ここにたどり着くまでの事を赤裸々に綴っています。

僕のこれまでの経験や考えてきたことを伝えられたら嬉しく思います。
少し長いですが、お楽しみいただけると嬉しいです。


コメントを残す