留学後の一週間弱、フィリピン第3の首都であるダバオ市に行ってきました。
目的は、ダバオから車で約3時間離れた場所にある孤児院「HOUSE OF JOY(ハウスオブジョイ)」に行くことでした。
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ハウスオブジョイのことを知ったのは、日本一周してた時に行った福岡の旅イベントで、現在HOJでボランティアスタッフとして働いている彩香ちゃんと知り合ったのがきっかけでした。
その時フィリピン留学を控えてたので、そのことを話すと、9月からフィリピンにある孤児院にボランティアスタッフとして行くよーと言うので。
僕自身、特に強い思いはなかったんですが、孤児院というものがどんな感じなのかよく知らなかったし、これも何かの縁かなーっと。
というかこういう縁は大事にしたいよね。
別に特別なことをした訳ではなく、ただ子ども達と遊んで、ただただのんびり過ごすという普通な生活でした。(仕事持ってたら普通ではないかもしれんけど。。。)
この施設が出来たのは18年前で、最初は烏山さんという方がフィリピンに住む子ども達のために設立したようです。
現在は澤村さん(通称シンさん)が代表となって現地スタッフと協力して運営を行っています。
ここに集まる子ども達は、親がいなかったり、親が子どもの世話をみれなかったり(シングルマザーなどで仕事と子育てが両立不可能だったり、遠くに出稼ぎに行ってたりで)虐待を受けたりと、特別な事情を持つ子ども達でした。
その子ども達を保護し、18歳まで育てる or 無事に育てる環境を持てる親族が引き取るかまで子ども達を育て、共同生活をしていく活動をハウスオブジョイは行っていました。
それまで学校に通えなかった子も学校に通うことができ、生活する上での基本的な教育(掃除、洗濯、料理、水汲み、薪割りなどなど)もハウスオブジョイ内で行い、「自分自身のことは自分で出来る」人になるように共同生活を行っていました。
しかし!
子どもは遊ぶのが仕事!!
どの子も遊ぶ時は全力で遊んでいました!
滞在期間が重ねっていた、ヨシさん、マニラ等で活動するNGOメンバーのご婦人方と一緒に子ども達と遊んだり、一緒に後片付けを手伝ったりしました。
料理時に必要な薪割りも体験しました。
ヤシの木の枝なんですが、一本の枝を3〜4分割するのに一苦労。。。
ハウスオブジョイは海に近い場所に位置しているため、漁村のある町まですぐ行けます。ここの村も案内してもらいました。 そこに住む子ども達も集まってきて、無邪気な姿を見せてくれました。
花までプレゼントしてくれたり。
経済的には決して豊かではない村ですが、ここにいる子ども達の目は底なしにキラキラ輝いていました。
この漁村のそばには、シャロームハウスという別の宿泊施設があります。ハウスオブジョイから自転車を使えば10分程度で行ける距離にあり、こちらに宿泊することも可能だそうです。
ここでも非常にのんびりした時を過ごせそうです。
村にある船を借りて(結局、船底に穴があって使わなかったんですが。)シュノーケリングも体験してきました。
少し遠くまで行けば、綺麗な珊瑚礁も見れるそうです。
こんな感じで、遊んで、泳いで、のんびりしてー、と、なんてことない生活をしてきただけなんですが、僕にとっては貴重な体験だったと思います。
一緒に生活を共にし、子どもと遊ぶ。ただそれだけで子ども達は喜んでくれるし笑顔を見せてくれました。
ハウスオブジョイの子ども達も漁村に住む子ども達も、決して裕福な生活はしていませんでしたが、目はキラキラし常に元気な姿を見せてくれました。
豊かさってなんだっけ?
大事なことがハウスオブジョイにはたくさんあった気がします。
日本で豊かな生活をしている人に一度ここに来てほしいなぁ。
興味ある方ぜひ!
http://hoj.jp/
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