こんにちは、ゆうや(@sanktuali)です。
1週間ほど前のニュースですが、
http://news.livedoor.com/article/detail/16452977/
- トヨタの豊田章男社長が、終身雇用の継続は難しいとの認識を示した
- 「雇用を続けている企業にインセンティブがあまりない」とコメント
- 終身雇用を巡っては、経団連の中西宏明会長も「もう守れない」と語っている
ついに、トヨタの社長が発言しましたね。
そして、少し前に「経団連会長」が「終身雇用を続けるのは難しい」と発言しており、ついに「終身雇用制度」の崩壊が始まりました。
「終身雇用制度」の崩壊が始まった
終身雇用制度はもともと難易度高め
そもそも、「終身雇用」という制度は継続することがかなり難しいものだと思います。
「会社の業績が伸び続けないと維持できない仕組み」で、業績を伸ばす為には人材・労働力確保が必須。毎年、新卒社員も入ってきますし、すると給料という固定費は膨らみ続けます。
なので、売上が停滞した途端、一気に崩壊してしまいますよね。
終身雇用を守れている会社はめちゃめちゃすごい事であり、今までが綱渡りだっただけの話です。
バブル期はそれも簡単だったのかもしれませんが、今の時代でそこを守れる会社なんてそんな多くないはず。崩壊するのは当たり前、むしろバブル期が終わってから20〜30年もの間、よくここまで維持できたなと思います。
新卒の一括採用もオワコン
今後は新卒の一括採用も崩れていくと思います。
新卒の一括採用が便利だったのは、終身雇用とセットです。スキルなしの人材を横並びで用意して、一斉に、その企業に合う人材に育て、卒業まで働いてもらう。みたいな感じです。
しかし今後の時代、中途採用は当たり前の時代であり、むしろある程度社会人経験がありスキルを持った中途の方が即戦力にもなり、採用する側にとってはありがたい人材のはずです。
ただ、若い世代にとっては「明るい未来」が来ます。
ただ、僕ら20代のような若い世代はチャンスです。
- これまで→ 若いというだけで給料が低い。年功序列。
- これから → 若くても成果を出せば給料アップ。年齢が高くてもスキルなしは用無し。
能力に応じて平等に評価される時代がやってきました。
ちなみに、僕が新卒で入った時も給料が年功序列ということには超不満でした。
新卒で一斉に入ったはずなのに、高卒、高専卒、大卒、大学院卒、という括りで給料が違う、全くもって意味不明な給与体系でしたよね。
能力で評価されるなら分かります。2年、4年勉強してきたものが、スキルとなって仕事の成果に繋がった結果、とかなら分かります。
でも若いからという理由で給料が低い。僕は高専卒だったので、大卒より2万円、院卒より4万円初期設定が低かったです。謎すぎる制度ですよね。
こういった謎の制度もなくなってくるはずなので、若い世代にチャンスが訪れるはず。(ただし、リスクももちろん増えます)
これからは「個」の時代がもっと加速する
というわけで、若い世代にはチャンスであり、でもリスクでもあります。だって能力が無ければ給料は上がっていかないんですから。
なので、20代30代の人は、自分のスキルを上げていく必要があります。
「市場価値の高い人材」を目指そう
言い換えると「世の中に価値を生み出せる人材」になるのが必須ですね。価値のあるものを生み出せるのであれば、そこには対価が発生します。
人材像・方法として考えられるのは、
①他社からヘッドハンティングされる人材
→転職を繰り返して、その分野での「市場価値」を高めていく
②フリーランスとして、個人で稼げる人材
→個人としてのスキルアップを目指す。個人として信頼を築く
③YouTubeやSNSなどで、人気になる人材
→ある種スキルの一つ。SNSもコツコツと継続
④得意・専門分野で起業する人材
→リスクを背負ってチャレンジする
会社に負んぶに抱っこでは、いつまでたっても能力は上がりません。「個」としての力をつける必要があります。これからはそういった「個」としての競争やのし上がりがもっともっと加速していくはずなので、今のうちから力をつけていきましょう。
自分の頭で考えよう
日本のテレビは信憑性に欠けるしモラルもない(まじでどうでもいいor批判報道ばかり。)ニュースサイトでも情報が不足しています。
これからの時代に求められるのは、自ら主体的に情報収集し、しっかり自分で考え、批判的に物事を判断するのが大事だと思っています。昔と違って、情報収集の方法は格段に幅広くなっていますよね。
また、自分に投資して、様々な経験を積むのも大事かなと。
情報収集して、実践して経験してみて、自分で判断して、さらに行動していく。
僕も頑張っていきます。
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