2016年1月3日〜 ネパール
内 1月6日〜10日 アンナプルナB.C(4130m)へトレッキング
 
 
 
 
かなり更新が途絶えたけど、無事生きてます!(でも実際死にそうになってました。。。)
6ヶ国目 今はネパールに来ています!!
本当は順にインドネタとネパールの主都カトマンズの話を書いていきたい所だけど、後まわしで。
まずはこれを書きたい。
 
 
 
ネパールと言えばトレッキングのメッカ!!!
もちろん世界最高峰のエベレストが有名なのは言わずもがな。
そんなわけで、エベレストではないけどアンナプルナベースキャンプ[ABC](4130m)という所までトレッキングに行ってきました!
 
初心者でも行けるかつ日本の最高峰「富士山」より高い場所にどうせなら行きたい!ということでここを選んだ訳ね。
もちろんエベレストの方のベースキャンプにも行けたけど値が張るようだったので。。
 
 
ルートはアンナプルナ内院(赤線)
第2の主都ポカラから車でナヤプル(1070m)まで行き、そこから往復5日間のトレッキング!!
ちなみに、地球の歩き方には8〜9日間と記載。
直前にインドで出会った、ちょうどネパールに行ってきたという旅人の話に寄ると7日で行けたとのこと。
それを5日間で行って帰ってきた超ハードな高速スケジュール(笑)
 
もちろん元からそんな予定は組んでいなかったけど、ガイドのペースに負けじと付いて行ったらそうなっていた。
意地でも自分の口から休みたいとは言わなかった。(笑)
でも結果よかったと思う。



 
 
まず結論から言っておくと、
 
 
まじでしんどかった!
そして足腰のしんどさよりも、凍え死ぬんじゃないかと思ったくらい極寒!

 
 
そして、そんなことより、
ほんっっっっっっっとに感動した!!!!
絶景!!!これぞ絶景!!!
本気でオススメします!これはみんな絶対行ったほうがいい!!!

 
むちゃくちゃ大変で、富士山登ったことある人なら分かると思うけど、あれの15倍しんどくて寒いけど、
その苦労をしてでもあの景色は見る価値ある!
っていうか、あの苦労と死にそうになるくらいの寒さがあったからこそ味わえた景色かもしれない。
 
 
 
そんな訳で、ほんの少しの写真でしかこの感動を伝えられないけど、道のりから順に。
 最初の出発地点。標高約1000m
 
 
少しして許可証の提示と手続き(エベレスト、アンナプルナなどへトレッキングに行く場合には、TIMS許可証が必要。さらにアンナプルナへはアンナプルナ保護区入域証が必要)
いろいろとお金がかかる。
雇ったガイドのプーラービンが全部やってくれた。ありがとう!
 
 
山道を進み、進み
 
 
馬や水牛も通ったり
 
 
山に住んでいる人たちはみんなたくましい
子供たちも片道1時間かけて山を登り降りして学校に通っていた
 
 
川を何度も渡り
 
 
足がすくむような場所も通り
 
 
2日目の朝焼けの景色も十分よかった
 
 
2日目はもっと登り降りが激しくてとてもしんどかった
 
 
こういう道は楽で嬉しくなる
 
 
2日目の終わり。宿に着いた時に食べたチョコレートが本気が美味しかった!あんなに美味しいチョコレートは今までにない!
 
3日目。やっとここまできた。3700m。富士山越えもあと数分歩いたら達成。
 
 川凍ってるやん。。。
 
 
もうちょっと!
 
 
ついに!!
 
 
着いたーーーー!!!!4130m!!!
富士山越え達成ー!
 
 
っていう達成感は当然あったけど、
ただ、アンナプルナB.Cに着くちょっと前頃から天候が悪くなり吹雪。
達成感よりも寒さがかなり問題だった。
 
 
吹雪が止まないまま夜を迎えたけど、本当にここでの宿泊が寒くて辛かった。
シーズン外なので(そもそも観光客が激減しているせいかも)少人数のために暖房設備は使えないらしい。ただでさえ今ネパールは燃料などの物資不足。
 
そんな訳で室内の気温と外の気温はほとんど大差なし。
 
外気温マイナス7〜8度程度。
室内の気温がマイナス5度程度だった。。。夕方5時くらいの時点で。
 
持ってきてたペットボトルの水が着いた時にはシャリシャリ状態になってて、そのまま室内に置いていたら翌朝全部凍ってたくらい。。。
 
窓際に濡れたTシャツやタオルを置いておいたら、翌朝カチコチに凍ってた。。。
 
 
しかも、着いた時は問題なかったのに、1〜2時間したら軽い頭痛も。
起きていた時はそんなに辛く無かったけど、寝てる時がとてもしんどかった。
重度ではなかったけど、高山病だったのかも。
 
上はTシャツ、スウェット、ユニクロのウルトラライトダウンジャケット、ノースフェイスの防寒着、下はアンダーウェアと半ズボンとノースフェイスの防寒着を着て、
さらに布団2枚重ねで寝たけど、
それでもちょっとでも動くと寒さを感じて、頭痛と合わさって、ホントにこのまま死んでしまうんじゃないかって思うくらい辛い夜だった。
 
 
 
 
 
そんなフラフラの状態で迎えた翌朝。
 
 
 
  
写真で見ると、
あれ?こんなにしょぼかったっけ?
って思うくらいに実際はもっとよかった!
 
この景色を拝みながら朝食食べてたら、次第に頭痛も治ってきて。
ホントに疲れも吹き飛ぶ景色だった!
やっぱりぜひとも自分の肉眼で見て欲しい!
 
 
天候は晴れ、雪も無事止んでいて、
運が悪く雪が止まない状態が続いていたら、下山できずにさらに連泊せざる終えなかった。ガイドは去年それで1週間下山できなかったらしい。
運がよかった。
 
でも、あの寒さを続けて体験するのは嫌だけど、なんか下山するのがすごくもったいなく感じた。
 
 
2泊目と3泊目(ABC)を共にした、韓国人と中国人。とガイド。
 
この苦労と感動を共に感じることができてよかったよ。
 
 
そしてあっという間に下山。9時間かけて初日の宿までいっきに!
降りる時は石階段が多いし、膝に負担が。。。
ボロボロの体になりながらやっとこさ着いた宿。
 
 
この宿までノンストップで来た訳は、実は宿の近くに天然の温泉があるから。
 
 
写真はないけど、あれほど極楽と感じた温泉もなかなかない!
ちょっとぬるかったけど、4日ぶりの風呂。それがまさかの温泉。
 
本当にトレッキングに来てよかったって心から思った!
 
登る時も降りる時も足腰が悲鳴をあげてたし、寒さと頭痛で来た事を後悔しかけたけど、、
ほんっっっっっとに行ってよかった!!!
 
 
 
 
 
 
 
今回見たアンナプルナの雪化粧は、他のどんな絶景と呼ばれる場所よりも僕の中で絶景だった。
苦労があるからこそ感動がある。
辛さを知ってしまうと再チャレンジするのに抵抗があるけど、感動を知ってしまったら何度でも行きたくなってしまう。
アルピニストたちの気持ちが少し分かったかも。
 
そんな感動にあと何回遭遇できるだろうか。
やっぱり旅は面白い。
旅はこうでなくては。
 

横不動×アンナプルナ in Nepal

 
 

伊藤 祐矢

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    • Yeah!
      You should go there!
      I'm looking forward you will go to trekking and your impression.
      I want to know your bucket list ^^

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Published by
伊藤 祐矢

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