2015年12月16日〜28日
ブッダガヤ
(話が前後しまくってるけど、インド編の話再開)
 
 
 
仏教最大の聖地、ブッダガヤ。
以前記事に書いた通り、この場所に来た目的は瞑想修行に参加するためでしたが、この町自体もかなり興味深い場所でした。
 
 
その名の通りブッダが悟りを得た所として、仏教徒にとっては最高の聖地。
ブッダが瞑想を続けた菩提樹や、悟りを開いた場所に建つマハーボディ寺院などが有名な所として挙げられますが、一番の見所はここに集まる仏教徒たち。
 
「仏教」という一つの目的はみな共通しているが、いろいろな国から集まる仏教徒の巡礼の仕方や宗派の違いが顕著に出ててとても不思議。
 
インド、中国、ブータン、タイ、モンゴル、台湾、そして日本。
様々な国の仏教徒たちが集まり、
インド仏教、チベット仏教、中国仏教、日本の仏教
呪文のようにお経を唱えたり、お経の本を淡々と読んでいたり、マイクを使って大々的に読経していれば、黙って黙祷している人も。
同じ仏教でも、宗派や国に寄って違うんだなーって考えさせられました。
 
 
五体投地といって、両手、両膝、額を地面に投げ伏して礼拝する方法。仏教において最も丁寧な礼拝方法らしい。多くの仏教徒が何度も何度も行っていました。
 
 
 
 
また、仏教となればその拠り所になるのが「お寺」
これだけの国から人が集まるのであれば、当然その国のお寺も存在していました。
 
日本のお寺
 
 チベットのお寺
 
 中国のお寺
 
 
ブータンのお寺
 
 
タイのお寺
 
 
他にも、バングラデシュ、韓国、台湾、モンゴルなどなどのお寺も有り、その建物の形や装飾も全然違ってて見ててすごい面白い!
 
 
 
 
 
多くの日本人と同様、僕も宗教というものに対してほぼ無関心であったけれど、
よくよく考えてみたら、僕も「仏教徒」であることは確か。
お墓参りも行ったし、子供の頃の時のみだけど、家にお坊さんが来て一緒にお経唱えてたし、親は今でも変わらずやっているんだろうし。
(ちなみに家は浄土真宗。なんまんだぶつって唱えてました)
 
 
 
そしてここでは、「仏心寺」という慈善活動を目的とした施設兼宿泊施設に泊まりました。
宿のオーナーさんは日本人のお坊さん。
お勤めと言って朝夕の約1時間ずつ、共にお経を唱えることができます。
興味深いゲストハウスでした。
 
しかしお経を読むなんて何年ぶりだっただろうか。(ここは浄土宗だった)
仏教について少し話も聞かせてもらえとても参考になりました。
 
 
 
宗教。その中でも「仏教」というものを考えさせられた場所でした。
 
 

伊藤 祐矢

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伊藤 祐矢

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