2015年12月28日〜2016年1月2日
インドはバラナシで過ごしています。
 
インドでの旅路は、コルカタ→ブッダガヤ→バラナシと来ていますが、
リアルタイムに近いバラナシ編から!
 
 
 
 
インドと言えばガンジス川。
昔から一番行きたい国として思いながらも、長期旅にとっておいたインド。
その中でもガンジス川は一番の憧れでした。
 
 
着いたのは夜遅い時間だったので、宿を見つけるのに結局端から端まで歩くことに。
多少の人はいましたが、夜ということで静かなガンジス川。
空気の違いを感じ、真っ暗闇のガンジス川を見つめながら、重いバックパックを背負いながら数キロ歩きました。
ぜんぜん苦じゃなかった。
 
 
一昨日まで参加していた瞑想修行。翌朝の早朝、当たり前のように早起きしてガンジス河を目の前に瞑想しに行きました。
開始前はまだ夜明け前で、次に目を開けた時は、綺麗な日の出!!
 
とはならなかったけど、若干の赤みを帯びた静かなガンジス川。
空気が澄んでてすごい気持ちよかった。
 

 
日の出を拝むことなく一旦宿へ戻り、次は昼のガンジス川へ。
 
初日の夜もびっくりしたけど、ガンジス川前には宿泊施設や寺院などの建造物がずらーっと並んでいて、歩いていて飽きない。
 
壁に河からみた岸辺の風景が描かれていたり、
 
洗濯する人々
 


洗濯ものを遠慮なく、かつ大胆に干していたり、
 
沐浴する人々
 
街のいたる所には牛。牛。牛。
インドでは牛は神聖な生き物とされているため、道のど真ん中に居座っていても問題なし。
ただ、何人かのインド人は、叩いたり、しっしっと追い払ってたりしてました。
  牛以外も、多くの犬や子犬、ヤギもいました。
 
 
今年の年越しはここガンガーのあるバラナシで過ごしました。
泊まった日本人宿で、パーリーピーポー側のチームには混ざらず(笑)
360°の至る所から打ち上がるしょぼい打ち上げ花火と共に年を越しました。
 
翌朝は宿の日本人の方達とボートの上から初日の出。
霧が濃過ぎて、日の出を拝めたのはかなり時間が経った後でしたが、綺麗な日の出を拝むことができました。

 
 
 
混沌という言葉とは少し違うような、色々なものが入り混じった場所、ガンジス川のあるバラナシ。
火葬場では人が焼かれ、水質的にはとても汚いが神聖なガンジス川で沐浴し体を清める人たち、そこで洗濯をし歯も磨く。日本語を巧みに扱う客引きのインド人も毎日のように居座る物乞いの人々。牛や犬などの生き物もそこで暮らし生きている。
 
全ての生物の「生と死」が普段の生活と同じ目線で存在し、毎日違った顔を見せてくれる。
そんなガンジス川はとても美しく感じたし、何度も足を運ぶ価値のある場所だったと思う。
一発でこの場所が好きになった。
 
この旅が終わり、またいつかインドに来ることがあれば絶対にここに来ようと思う。
 
 
そういえば、年の終わりにガンジス川で沐浴し体を清めたけど、首までしか浸からなかったので、次回はシャンプー持って行くことにしよう。
 
 
 

伊藤 祐矢

Share
Published by
伊藤 祐矢

This website uses cookies.