ヒッチハイク8日目


 
2017年4月7日
【8日目】
 
昨夜ベオグラードに到着し、午前中は市内を観光することに。

直前にセルビアのことを調べて分かったのだけれど、
ここは旧ユーゴスラビアの国で、セルビアに限らずこのあたりのバルカン半島はとても複雑な歴史を辿ってきており、ユーゴスラビア解体時に起きた紛争がまだ残されていました。
その辺の歴史や紛争の事を書きたいと思うんですが、今回はヒッチハイクのお話ということで割愛。
後々書こうかと思います。
 
 
 
 
11時半頃宿を出て、ヒッチハイク開始場所まで移動。
 
またもや雨がポツリポツリと少し降ってきたので、テンションあがらず屋根のある場所で待機。
しているとヒッチハイカーらしき女二人組が登場。
 

道路のど真ん中で堂々と。
この遠慮のなさすげぇな〜。
 
脇の所でヒッチハイクしながら見ていると、この交通量の中何回か車が停まっていた。
やっぱ絶対女の子のほうがみんな停まるんだよなー、
絶対この差はある。
 
と10分程経ったくらいでいつの間にかいなくなっていた。
どこまでいくつもりやったんか知らんけど、あっという間にヒッチハイクで去っていったな。
 
まあでもこっちもこの交通量ならそんな時間はかからんはず。
今までの様子から全然期待できへんけど。
 
がしかし、さらに10分ほどで1台の車が乗せてくれた!
 

大統領の護衛の方らしく(まじかよっ)今日は休日で家に戻る所だったらしい。
しかも一度は通り過ぎたけど、僕のことを見つけなんと戻ってきてくれたとのこと!
 
いや〜、まじでありがたいっす!
今日はいい感じの出だし!
 
距離は短かったが料金所の出た所で降ろしてもらった。
ありがとうございました〜!!!
 
 
 
 
長距離の車が1番集まる所なのでめっちゃいい場所。
ここならすぐ行けるかも。
 
 
 
がしかし。
 
・・全然停まらない〜〜。(ノД`)
 
もう省略するけど、ここで4時間待ちましたが全く停まらず。
そしてその4時間の後1台の車が停まってくれました。
 

残念ながら進んだのは20キロ程で、4時間待ってこの距離か。。。
とは思うけど、まずは乗せてくれたことに感謝!
ありがとうございました〜!!
 
 
 
 
さて、霧雨の中次のパーキングで再度するも、5時半から7時半まで車は停まらず。
暗くなりつつあり、もう気持ちも折れてきつつあり、とりあえず夜ご飯食べてどうするか検討。
 
まあ別にまたテント泊でも全然いいんだけど、全く進んでいないのが問題。
明日やってブルガリアまで進めばいいけど、明日4〜500キロも進むとは思えない。
ベオグラードからブルガリアのソフィアまで行くつもりでいて、600キロ近くあるので、今日だけでたどり着けるとは思ってなかったけど、できるだけ今日進みたかった所。
じゃないとまじでイスタンブールの13日に間に合わなくなる。
 
そう思い、あまりやる気が出なかったが、22時まで店の入り口で待ってみることに
途中ウィーン行きの家族がフレンドリーに話しかけてくれてなんか癒された。
 
あと30分か〜、だめやったらどこでテント張るかな〜とか思っていると、
一人の男が英語喋れるか?って聞いてきた!
 
どうやらギリシャのテッサロニキという場所まで行くようなので、その途中まで乗せてくれるとのこと!
 
テッサロニキまではここからマケドニアを通ることになり、ブルガリアの方とは途中で別れているため、ブルガリアに行くのであればその別れ道で降ろしてもらうことになる。
しかし、マケドニア通るんだったらそのまま乗せてもらって、電車移動組み合わせれば諦めてたコソボも行ける!
 
 
少し悩んだけど、途中にあるマケドニアの首都スコピエまで乗せてもらうことにした。
これで一気に南下できる〜!
まじありがたいっす!
 

ギリシャ生まれでオーストラリア育ち、現在ギリシャ在住で、ギリシャで買えないらしい大きめの車をドイツで購入し、なんとそこからドライブしながら車を運んでいるらしい。
その距離2500キロ!
そんな果てしない距離をあまり寝ずにずっとドライブしてきたらしく、その間である
長い長い道のり約400キロを乗せてもらいました。
 
安全運転でいくよーと、10時半頃スタートして、セルビアの出国の際はめちゃめちゃ厳重なチェックを受けつつも、朝4時過ぎにマケドニアの駅に到着。
 
運転ありがと〜!!!
ギリシャまでさらに230キロ。もうちょっとやけど残りも事故らず無事ギリシャにたどり着くことを願ってます〜!
 
 
 
 
目的地はコソボだったので、マケドニアには滞在せず朝6時発のコソボ行きのバスに乗る。
こっから3日間はヒッチハイクを中断して、バス移動と観光メインにシフト!
このコソボという国とブルガリアのルセという街にも行きたいので、その間はバスで移動する予定。
 
そんな感じでコソボ行きのバスで爆睡するのでした〜。
 
 
【ヒッチハイク8日目】
乗車距離432km
乗車台数3台
ベオグラード(セルビア)〜スコピエ(マケドニア)
 


人生に悩んでいる方

コーチングというものに出会い、コーチングを通して自分自身を大きく理解し、たくさんの経験や悩みや葛藤などを経て、ここにたどり着くまでの事を赤裸々に綴っています。

僕のこれまでの経験や考えてきたことを伝えられたら嬉しく思います。
少し長いですが、お楽しみいただけると嬉しいです。


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