2017年4月12日
【10日目(最終日)】
やはりテント泊は寒く、断熱シートさえあれば絶対寒くないのに。
テントを片付けて準備していよいよ最終日!
うまくいってもいかなくても今日で最後!!
距離は残り約350kmくらい。
ただ、空港はアジア側の観光地からはさらに40kmくらい先にあり、出発は翌朝の7時。
その空港行きは夜中はバスも電車もないため、ヒッチハイクで行ければ何時でも問題ないけど、
仮にイスタンブールに着いても中心地だったらその終電までに着いていなければならない。
そして、その夜までにヒッチハイクが成功してイスタンブールに着くことが出来ない場合。
このヒッチハイクで飛行機に乗り遅れるなんてことはしたくないので、最悪バスか電車移動に切り替えることも考える。
で、そのバスの時間も限られているので、この場所から少なくとも昼前には出たい所、
かつある程度一気に国境あたりまで行かないと、中途半端にちょっと進んでそこから抜け出せないなんてことになったらバスも使えない。
やっぱりあと1日余裕を作っておくべきだったな〜、とか思うけどとりあえずもうやるしかない。
2時間程のヒッチで何台かの車が停まってくれましたが、イスタンブールの方向ではなく皆まっすぐ行った街に行く人ばかり。
方向が違うのでみんなお断りし、なんか申し訳ない。
気持ちだけ受け取っておきます。
やばい、この調子でやってたらまじで飛行機乗れんくなる。
時間だけはしっかりと進んでいき、すでに11時。。
まじでバスも考えないかんな〜、
と思ってる所に夫婦の方が話しかけてくれた。
同じようにイスタンブールの方向ではなくこの先の街に行くらしい。
そしてここからイスタンブール行く人は少ないよって。
「じゃあまずそっちの街に行って、そっちからイスタンブール行き探したほうがいいですかね〜?」
と聞いてみたところ、その夫婦の方もそのほうが良いということだったので、まずそっちの街まで移動することに。
街からはイスタンブール行きのバスもあるはずよ。ということだったので、最悪その街からバスやな。
なんかあったら連絡ちょうだい。と連絡先も渡してくれた。
色々と情報もくれてありがとう!!!
というわけで、距離は全く進んでいないが、ここからイスタンブール行きを見つけよう。
ただ、時間はすでに11時半。
待ててもここではあと1時間程度かな。それでここから出れんかったら街のバスターミナルまで行こ。
そう思いヒッチハイク再開。
ただ20分ほど待ってる間考えたけど、
まずバスの時間確かめたほうがいいよな。って思い、パーキングの店舗の人にバスの時間知ってるか聞いてみた。
ら。
「この街からイスタンブール行きのバスはないわよ。」と。
え!!!!まじで!??
それまずくない??
最悪バス、の最悪も使えんやん!
まずいまずい、ちょっとまずいぞ。
このおばちゃんの話が事実かどうかは分からんけど、ホントにバスがないんなら最後までヒッチハイク頼みしかなくなるし、時間的にもそれはかなり賭け。
とりあえずバスターミナルまで行って確かめないと。
乗り継いで行けるんかもしれんけど、どちらにせよバスの時間は限られるはず。
急ぎ足でバスターミナルまで行って、窓口で聞いてみる。
「イスタンブール行きならあっちのMETRO会社から出てるわよ。」と。
おっ!まじか!あるじゃん!
時間は12時半と15時半と20時半の3つちゃんとあった。
よかった〜。なんとかなる。
しかし、バスと使うとしてもイスタンブールから空港行きの終電の時間までに着いていなきゃいけないことを考えると、20時台のやつは遅すぎる。
15時半のやつは、それまでヒッチハイクを続けるとしても下手に中途半端に進んでも今度はここに戻ってこれなくなる。
今の時間から一気にイスタンブール行く人が捕まる可能性も薄い気がする。
しかし、12時のやつはもうすぐバス来るし。
どうしよう。。。
・・・・
悩んだ結果。
・・・・
もういいや!バス使おう!(笑)
もうしんどいしな(笑)
あっさりと諦め、バスで国境を超えイスタンブールに無事着きました(笑)
こんな最後ですいません。。。
それか中心地から空港まで最後にヒッチハイク挑戦してみようかな、とか思ったけど渋滞で思ってたよりかなり遅い時間の到着だったので、最後も電車とバスの移動で終わりました。(笑)
いや〜〜〜!無事ゴーール!!!!w
まあこーいうのが僕っぽい感じではあるし、今までもたくさんの人に乗せてもらって十分楽しめたのでいいんじゃないですかね!
あとぶっちゃけしんどかったしw
ヒッチハイクを終えて
計算した所、合計でちょうど1700kmの距離を、23台の人に乗せてもらってここまで来れました!!
3月31日にポーランドのカトヴィツェから始めて、4月12日トルコのイスタンブールまで。
計10日間のヒッチハイク旅。
前回の西欧は、ドイツ・ベルリンからイタリア・ミラノまでの海外ヒッチハイク旅。
とても楽しかった思い出のあるヒッチハイクで、またいつかやってみたいと思い、今回の舞台は東欧を選びました。
感想としては、
正直、予想以上に上手くいかずしんどかったことが少なからず記憶に残っています。
けど目的地(近く)まで無事辿り着けたのは間違いなくこの乗せてくれた人たちがいたおかげ!
前回の西欧ヒッチハイクもそうだったけど、こんな見ず知らずの外国人なのに、宿泊までさせてくれたりご飯ご馳走してくれたり、しんどかったはずやけど、思い返すと残っているのは人の温かさと感謝の気持ちがほとんど。
その乗せてくれた人たちも若い頃ヒッチハイクとかで人にお世話になったことがあるからって。そうやって”恩”を違う形で返せるってすごく素敵なことやな〜って。
”恩送り”っていうのはこういうことですよね。
この人たちとはたくさん会話して、
今回の舞台は旧ユーゴスラビア諸国がほとんどだったので、その歴史とか地域性とか教えてくれて、英語が理解できない時が多かったけど、(その日にネットで検索して復習!)とても学びのあるヒッチハイクでした。
複雑な歴史を辿ってきている旧ユーゴスラビアの諸国はとても興味深く、次はちゃんと観光で再訪したいと思います。
ヒッチハイクは決してお勧めではない
海外だけでなく日本でも僕は何度もヒッチハイクをし、たくさんの人にお世話になり、そのどれもがとても楽しく素敵な思い出ばかりです。
が、簡単にはお勧めとは言えないです。
ヒッチハイクは待っている時間も時には長く、今回なんて1日で合計8時間くらい待った時もありました。
しかもめっちゃ寒かったり、逆に暑かったり。
時間がかかって予定も立たないし、安全も保障されているわけでもない。
そんなデメリットがある中でも、やっぱりヒッチハイクだからこそ味わえる面白さがあり、
交通費とかそんなことはどうでも良くて、(むしろ、交通費は浮くかもしれないけど、パーキングとかの値段の高い軽食を食べることが多く、宿も地方都市の値段の高い場所に泊らざるおえなかったり、結構費用がかさみました。)
そのヒッチハイクをしなかったら絶対出会うことがなかった人たちと交流することができ、色んな話を聞くことができ、多くのことを学ぶことができる。
だから僕は何度もヒッチハイクしているんだと思います。
何百台もの車を見送る中、唯一乗せてくれるドライバーの人。その誰か一人でもいなかったら目的地にはたどり着けないし、その人たちの優しさや温かさを感じるヒッチハイクでした。
関わった全ての人に感謝です。
みんなホントありがとう!!!
いやしかし、
疲れた・・・(笑)
【ルート】
ポーランド〜チェコ〜オーストリア〜スロバキア〜ハンガリー〜セルビア〜マケドニア〜コソボ〜マケドニア〜ブルガリア〜トルコ
(※マケドニアからブルガリアまで、ブルガリア途中からトルコまでバス移動)
【English】
From on Mar 31th ~ on Apr 12th, I tried hitch-hiking in East Europe!!
Total distance 1700km!! Total 23 cars!!
Honestly it’s too difficult and tough than I thought for hitchhiking.
But I owe it to some great driver who pick me up that I have been able to arrive my destination.
They do to not only pick me up but invite me to stay and give me some food or something.
Why they can do such a thing, because they also have same experiences like was helped by some people.
So we should send THE kindness to someone.
By the way, the countries that I visited while my hitchhiking is the former Yugoslavia. This history was so complex and deep interest.
That’s why I want to visit there again for sightseeing.
Anyway I would like to say thank you so much.
Hope everything goes well for us!!
【distance】
Poland~Czech~Austria~Slovakia~Hungary~Serbia~Macedonia~Kosovo~Macedonia~Bulgaria~Turkey.
※I took a bus among Macedonia~Bulgaria and Bulgaria~Turkey.
ヒッチハイク10日目(最終日)
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