【猫好き必見】猫なのに泳ぐの?トルコから出国禁止の”ヴァン猫”を見るためだけに24時間バスに乗ってきた。

2017年3月2日〜3日 トルコ・ワン(Van)
 
 
 
カッパドキアから移動するは、トルコ東部に位置する「ワン(ヴァン)」
カッパドキア観光の拠点となった街”ギョレメ”(Goreme)から”カイセリ”(Kayseri)までバスで1時間移動し、そこからワン(Van)へさらに12時間。
 

 
 

 
隣の席に誰もいなかったので横になりながらの移動。何度か目を覚ましながらもそこまで苦にならず。
明るくなってきた所で再度目を覚ますと、、、
 

 
雪景色に変わっとるがな・・・
通りで寒いわけや。
 
 
バス停からは宿まで歩きチェックイン。
宿でさっそく猫を見たいんだと伝えると、町中を走るミニバスで行けるとの情報をもらえました。
 
観光地でもないので英語があまり通じないようで、トルコ語で行き先を書いてもらい
”これを運転手に見せれば着くはずだ!” と。
まあ、スマホのマップで大体の位置は分かるので大丈夫っしょ。ともらったメモを握りしめ街へ繰り出してきました。
 
 
指示されたミニバスに乗り込み、1.5リラ(約45円)を払い走ること20分。
 

 
え、、、ここ・・??
 
マップ見てたから気づいてたんだけど、
ここ大学の敷地内やん。。。
 
再度メモを運転手に見せると、ほんの少し移動してあっちのほうだと指をさされたので、降りて歩いていくと。
 

 
お!それらしい建物!!
 
さらに近づくと、にゃーニャーにゃあ〜と猫の鳴き声が!
 
中へ入ると。
 

 
ねこネコ猫ーーー!!!!
 
 
瞳を見ると、噂の通りバッチリと左右の色が違う。

 
ヴァン猫といって、ここヴァン(Van)地方に生息する猫で、世界でも貴重な品種の猫。
最も特徴的なので、左右の瞳の色が違うことで、
片目はブルーで、片目はグリーンやゴールド色になっていること。
 
その希少種の為トルコから持ち出すことはできず、そもそも原種はすでに絶滅し、今残る品種の猫も減少し続けているということで、ヴァン猫研究センターが設けられているほど。
 
 
そうなんです。僕はこの猫を見るためだけにこの場所に来たんです。
カッパドキアからはるばる12時間。
さらにここからジョージアに陸路で抜けるんですが、次の町までさらに12時間。
計24時間のバス移動。。。
 
そしてこの猫なんと泳ぐんだそうです。
その姿は見られませんでしたが、猫は大の水嫌いで有名なのに猫が泳ぐなんて。
 
あと有名な小説家、村上春樹の「 雨天炎天」という本でもの中でもこのヴァン猫がチラッと出てくるらしい。
帰ったら読んでみよ。

 
☆行き方☆
市街地を走る青いミニバス、「Kampus」行きと書かれたバスで行くことができます。
キャンパスの意味で大学行きのバスです。
英語はほとんど通じないので、トルコ語で「Kedi Evine Gidecesim」と伝えればOK。
市内の中心の通り「Kazim Karabekir Blv」という通りを走っているので停留所っぽい所で停まった時乗り込めばOK.
バス料金は片道1.5リラ。施設の入場料は1リラでした。
大学の生徒であれば無料っぽいんですが、施設の人も英語は通じなく意思疎通に苦労しました。
猫のエサが4リラで買えるのでそれを買えばフェンス内にも入ることが可能。
 

 
 
あと、街にはもう1ヶ所、ヴァン猫を保有する施設があったので翌日行ってきました。
 

 
こっちは地図にしっかりと「Van Cat House」と記載されているので、
元々こっちに行くつもりがまさかの大学内に連れて行かれるとは。
 

 
大きな建物はただのジュエリー屋で、横に設けてあるピンクの建物だけ。
こっちは10匹程度しかいなかったので、大学内の方は100匹くらい居てそっちのほうがオススメ。
 
 
帰りはヴァン城(ヴァンしろ?ヴァンじょう?)を遠目に見て帰ってきました。
 

 
 
ここでしか見れない猫ということで寄り道しましたが、しっかりと猫に癒されてきました。(犬好きの前ではあまり言いませんが俄然ねこ派です。)
トルコ猫多くて好き。
 
 
そんなわけで次はジョージア編に入りまーす。
 
☆こちらもオススメにゃー☆ 

 
 
 

伊藤 祐矢

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  • ウチで飼ってるネコは、オッドアイなので
    ヴァン・ケディシらしい
    泣き声が人の声に聞こえる
    神経質で食べ物もうるさい
    このネコ珍しいのか?

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Published by
伊藤 祐矢
Tags: 世界一周

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