小学生が自分たちの力でインドネシア旅行しててビビる。『ねっことはっぱ塾』のイベント報告会に参加したら・・

皆さん、海外旅行って行きますか?

初めて海外旅行に行ったのいつですか?

それはツアーですか?それとも自分で飛行機とか宿とか手配していきましたか?

それって何歳の時ですか?

 

いきなり質問ばかりでごめんなさい.. (´Д`;;)

海外旅行って憧れとか、なんか特別感があったりするじゃないですか。でも反面めっちゃ不安だったりお金がそれなりに必要だったり、手配も大変だからツアーとかに参加して行く人がいるくらいじゃないですか。

やっぱり普通に考えて海外に行くのってハードルは低くなくて、特に初めてとか2回目とか超不安。

僕も海外行ったのなんて20歳が初めてて、英語なんてろくに話せない状態だったし、バックパッカーとして自分で手配して行きましたが、正直ビビりまくりでしたよね。20歳になってもですよ。

もし、その海外旅行に「小学生」が、しかも自力で行っていたら・・?

びっくりですよね。

今日はそんなとんでもないスーパー小学生に出会ったので、紹介しますよね。ってお話です。

小中学生が自分たちで旅をつくる塾

今日は、フリーランスで活動する友人が主催するイベントが糸島でありました。

車なんて持っていないので電車でガタンゴトン、夜勤明けで本来なら寝てた日ですが、どうしても行きたかったので参加してきました。(電車内は爆睡)

参加してきたイベントは『インドネシアの旅行報告会

「おー、インドネシアいいねぇ!おれもまだ行った事ない国やなぁ」って普通ならさらっと流して終了なんですが、今回はちょっと面白そうだったので食い気味で参加。

なんていったって、「小学生」が自分たちで計画を立てて、現地でも自分たちで全て手配してやっていたからんです。

小中学生が自分たちで旅をつくる塾

【ねっことはっぱ塾】という児童教育の取り組みをその友人が行っており、その中で、そのスーパー小学生たちの話を聞いてきました。

ねっことはっぱ塾とは

ねっことはっぱ塾は、小・中学生が自分の生き方を見つめる学び場。

自分とはなにか考えたり、いろんな生き方をしている人に出会ったり、新しい体験をしたり…

それらを通して、子ども達のねっことなりはっぱとなるような学びを大切にしている。

小中学生向けの2つのクラスが(あと大人クラスも)あるようです。

ねっこクラス
いろんな体験をしたり、じっくり考えたりするクラス。

これからの人生でどんなことがあっても、自分を信頼し、力づよく生きていけるように根っこで自分を支えてくれるような「生きる力」をはぐくむクラス。

いろんな生き方をしている大人のゲストを招いてお話を聞いたり、学校では考える機会の少ないテーマ(将来の夢、不登校、宇宙、生きること死ぬことなど)を話し合ったりする。

 

はっぱクラス
小・中学生が海外旅行の計画と準備を自分達で行い、渡航までチャレンジするクラス。

行き先や旅の内容だけでなく「なぜ旅に行きたいか」という心の部分まで大切にする。

さらに、旅で使うお金の一部を自分たちで稼ぐ方法を考えたり、旅に参加させてもらえるように親を説得したりという内容も含む。

詳しくはこちら。

【ねっことはっぱ塾のお知らせ】

 

今回は、「はっぱクラス」の中の糸島クラス(熊本と糸島で開講しているようです。)の小学生たちが、3月にインドネシアに旅行に行ってきたので、その旅報告会ということで子供たちの話を聞いてきました。

子供たちっていうけど、もうね、立派な大人でした。大人顔負けの小学生たち。スーパー小学生。すごいわ。

もちろん、その主催する友人が引率として一緒に行動して、安全面では特に大事を取っていますが、基本的には、

旅の計画、準備、それこそどこに行くのかから、必要なものを調査し、旅費というお金すらも自分たちで工夫して集め、現地のタクシーの交渉だったり行き方を道ゆく人に聞いたりと、実行まで全て自分たちで行い海外旅行にチャレンジする。友人は本当に大事な場面とか緊急でない限り口出しはしない。

という、側から聞いたら「小学生にそれって厳しくない・・?」って思う感じですが、ちゃんと8日間インドネシアで過ごしてきたってぽいです。

まじですごいな。

報告会の様子





彼女らがスーパー小学生。そう、しかも女の子なんですよ。

4月になり、学級がひとつ上がったので、現在は中学1年、小学5、6年ですが、インドネシアに行っていた3月は小学4、5、6年生。

この報告会も内容をまとめてしっかりと行っていました。

僕が小学生の時なんか、人前で話すことすらモジモジして終了オワタって感じだったのに・・・。

準備段階でどこに国に行くのかから、資金集めの様子、出発の瞬間から行った場所とか、現地の人との交流、タクシーとの交渉、現地でのお金の管理している様子や、最後は美味しかったものとか悲しかった出来事とかをランキングで紹介してくれたりとか。

もうほんと終始ビビりまくりでした。

だってこれ、下手したらそこらへんの大人ができないことを成し遂げちゃってますからね。

普通の大人だって、1人で手配するのが怖かったり、よく分からんから・・!とか投げ出したりしてツアー会社に全任せで海外旅行に行ったりするのを、

この子たちは、英語とか現地の言葉とか事前に調べて、しかも練習して英語劇って形でシミュレーションして臨んだり、絶対現地でも言葉が通じなくて・・って場面あったと思うけど、気持ちで伝えきったことがあっただろうし、

準備段階では、こうやって日々の取り組みを新聞という形でまとめていたようです

お金も管理して、ってか自分たちで旅行資金も全額ではないのかもしれないけど、自分たちで稼いで(マルシェとかでワークショップで集まったっぽい。前回の別のクラスの旅行ではクラウドファンディングで集めたとか・・。末恐ろしい・・笑)

お土産買うのに値段交渉したりとか。

いや、これ普通の大人できないからね。笑

僕も人生初めての海外とか確かに自分で手配してみたりとかしたけど、全然うまくいかなかった覚えあるし、内心めちゃめちゃビビってたし、お金なんて兄に借りていっただけやし。それが20歳の時ですよ。

小学生って。。。

僕は多くの国を巡ったから、旅ノウハウなんかは多少は人より知っていると思う。慣れもあるし英語も旅行に関しては不安はないから、もう海外に行くってハードルは全然低くなったけど、

でもまだ慣れない海外に、小学生で臨むって、海外に行ったことある人ならこの凄さがわかりますよね。

英語だってほぼ習った事なんてない。自分で独学して、このシチュエーションではこうやって聞けばいいかなって練習して。

心から尊敬ですよ僕は。

不安だけど一歩進んでみたら案外いける

「不安だったけど、行動してみたらなんとかなった」

「自分で考えて、誰かに任せるついて行くとかじゃなくて、自分が中心になって動く」

「だからこそ楽しかったし、達成感もより大きくなって、自信にもなる」

「勇気もついたし、何より一緒に過ごした仲間ができた。」

そんな感想を彼女らから聞きました。

もうこれ聞いて、めちゃめちゃいい経験してんな!って感動したし、この経験って絶対に人生において役に立つ、というか人生で大事なものをたくさん学べてるって思います。

 

とにかく行動してみる

やってみる

分からなければ調べる、聞く

自分の頭で考える

その「チャレンジ」を彼女たちは実行して、で成し遂げているわけで、僕ら大人たちも不安とかそんなんに負けるんじゃなくて、チャレンジしていかないと、

あっという間に先越されちゃいますよね。

今日は、僕や参加した大人たちからみたら子供が相手だったけど、

正直逆で、

僕らは生徒で彼女らが先生だったなーって思います。

小さい頃からこんな素敵な経験できてて羨ましいなぁ

 

最初にこの塾のことを聞いた時は、めちゃめちゃいい活動しているなって感じました。

幼少期の経験って最近常々重要だと思うんですが、これだけ小さな時の成功体験って絶対に大人になった時の大きな武器になりますよ。

人に寄ったら、幼少期の苦い経験とかが影響して、それが大人になってマイナスになって残っちゃってたりとかしますよね。なかなか前向きに考えれなかったり、なぜかネガティブに捉えたり。自分に自信が持てなかったり。

別に幼少期の成功体験は海外に行くってだけじゃなくて本当に多くの瞬間があると思いますが、僕が今思うように、彼女らも大人になった時に、「ああ、あの時よくこんな勇敢なこと達成できたな、よく考えたら私たちってすごいじゃん!」って思えるはずなんですよね。

それが自信になって、大人になってからも様々なことに挑戦できるようになったりするんだと思います。

この子達の親御さんも、準備段階から温かく見守って、海外という、うんと遠い場所まで送り出してくれて。そういう教育も絶対大事だと思うんですよね。

変に過保護になって、親や周りが全てやってあげちゃって、結果大人になった時に「自分で解決する力」「自分の頭で考えて自ら行動する力」みたいものが無くなっちゃてるみたいな。

引率したその友人も、極力手助けや口出しをしずに後ろでついていくだけだったそうです。

そこにもどかしさが絶対あっただろうけど、あえて自分たちにやらせる、考えさせる。

その自らの意思決定で動いたからこそ、その瞬間は不安でしかないけれど、結果的に彼女らの自信に繋がっていっているんだと思います。

子ども達の学びの瞬間・インドネシア旅行記録

ねっことはっぱ塾の詳細

このねっことはっぱ塾は、対象年齢は「小学4年生〜中学3年生」で、「自分の意思で参加したいと思っている人だけ」が参加できるようです。

興味ある人、自分とか周りに子供がいる人は、一度話聞いてみるといいですよ。

子供できたら絶対参加させよ。

以下の記事を読むと、詳細がわかると思います。

ねっことはっぱ塾のブログ

お知らせ☆6/9(日)旅の報告会&マルシェ☆

お問合せ、申し込みはこちら↓
ねっことはっぱ塾 nekko.to.happa☆gmail.com(☆を@にかえて送ってください)

 

 

幼少期の教育や経験って大事だと僕は思います。その原体験となるきっかけをほんのちょっとこちらが提供してあげる。それも大人がしてあげるべき行動なのかなと。

めちゃめちゃいい活動ですよね。この活動はまだまだ続いていくはずなので、僕も引き続き応援していきたいです。

ちなみに次回の旅に向けて、またこのねっことはっぱ塾の魅力を伝えるべく、体験会&説明会を728日(日)1000から糸島のグリーンコープ内「ことこと」にて開催するそうです!

僕もゲストスピーカーとして少しだけお話しますので、ぜひ聞きに来てもらえると嬉しいです!

次期スーパー小学生の卵たちに会えますよ!

また、この活動を取り組むみさきさんは、「ねっことはっぱ塾」以外にも、ヒプノセラピーなどの活動もしていますね。

素敵な活動をしているみさきさんの事をインタビューしている記事もあるので、ぜひ読んでみるといいと思いますよ。

福岡で開催中!子どもも大人も自分の心に素直になれる”ねっことはっぱ塾”のみさきさんにインタビュー

伊藤 祐矢

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