「株」って聞くと、漠然と危ない・手を出さないほうがいいと思っている人が多いと思います。
僕自身も、漠然と危ないものと思って手を出さない、その事について調べもしない、という姿勢でした。
しかし、資産運用を始めて、お金について学んでいこうと思って行動を始めてから、リスクのない株式の取り組み方もあるということに気がつきました。
株の3つの買い方
株式と一言でいっても実は大きく3つの買い方が存在します。
①投資信託
②個別株
③ETF
多くの人が、株は危ないとイメージを抱くのは、②個別株の買い方で、しかもリスク回避せず身を滅ぼす人がいるからだと思います。
このへん投資初心者が解説していきます。
投資信託については以前からブログでも書いていましたが、
ざっくり言うと、株の定食売りみたいなもので、数ある一つ一つの株を集めて一つのパッケージ化した商品にして売るという仕組みです。
プロの行う「投資を信じて託す」
だから投資信託になるのですが、プロの投資家にお金を預けて、その投資家が株式投資を行い、利益の一部を還元してもらう、というやり方なので、
特に自分が企業の株の良し悪しを見極める必要があるかといったらそうでもないです。
せいぜい、A定食とB定食とC定食があって、どれが良さそうかなと考えるくらいで、定食の中に入っているエビフライの質がどうだとかまでは考えません。
しかも、仮にエビフライの質が悪かったとしても、サラダがとても上質という事もあります。
定食の中の全ての品が全てダメだということはないので、(中には全ての具材がすぐに腐るような定食もありますが)
リスクをかなり抑えた株の買い方だということです。
徐々に認知されつつある、「つみたてNISA」や「iDeCo」はこの類に含まれます。
一方、個別株の方ですが。
投資信託や次に話すETFも株式投資には変わりないんですが、パッケージ化されているそれらと違って、一つの企業の株を指すので、個別株という言い方をします。
定食だと嫌いな食べ物も入っている可能性もあるので、一つ一つの自分の好みの品だけで買いたい!という人は、この買い方になってきますね。
ただし、定食を買うのと違って、仮にエビフライだけで買ってしまうと、そのエビフライがすぐ腐ってしまう場合もあり、掛けたお金が全て水の泡になる場合もあります。
こういう買い方の株で身を滅ぼす人がいるから、株は危ないというイメージが定着しています。
プロの人はこの買い方でも、ちゃんとエビフライが質の高いものなのか、仕入れ先の様子や揚げ方をしっかりとチェック、しかも常時しているので、失敗をすることが少ないです。
ただ、それでも大損をしてしまう可能性があるのが個別株です。
そして、個別株と投資信託の間と言えるのが「ETF」です。
ETFとは、Exchange Traded Fundの略で、上場投資信託と訳されます。
簡単に言うと、上場している企業の株だけを揃えた投資信託であり、上場している株なので、個別株を買うように取引所が開いている間だけ取引でき、個別株の特性を持ちつつも、パッケージ化された商品の事なので投資信託でもあります。
リスク度合い
では、どれがいいのかを考えた時に、個人的に一番考えるべきは「リスク度合い」だと思います。
その点を考えると、個別株を買うやり方はオススメはできず、投資信託かETFのどちらかの買い方を徹底すべきかなと思います。
仮に個別株を買うとしても、一つの企業の株に全てのお金をつぎ込むのではなく、20企業くらいに分散させて買うべきですね。しかも、業界を分けて。
ちなみに国内株式にはETFのような上手にパッケージ化されたものはないので、国内株を買おうと思ったら、個別株の買い方しかありません。
僕の買い方とその銘柄
なので、僕が手を出しているのは、
のみです。
ただ、投資信託とETFがリスク分散させていると言っても、定食の中の品が全て腐っているのではリスク分散にはならないので、どのパッケージ化された商品を買うかは重要です。
中には買う時・売る時、そして管理費用の高い商品が多いのも事実です。
なので、どの投資信託を買うのか、どのETFを買うのかは大事ということになります。
投資信託は
・楽天VTI
・楽天VT
・eMAXIS Slim 先進国株式
・eMAXIS Slim 全世界株式
全て「インデックス型」と呼ばれる銘柄ですね。
ETFなら
・VTI
・VYM
・HDV
・SPYD
どれも、業界も企業も幅広く分散させてパッケージ化された商品です。
リターンは低めですが、リスク度合いや非ぼったくり度合いは全てかなり低めですよ。
短期的に見たら損になる可能性はありますが(投資なのでもちろん)
20年30年目線で見たら、利益は出せそうです。
銀行口座に貯金よりも、投資して運用ですね。
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