僕がコロンビア第二の都市『メデジン』をお勧めする7つの理由【補足あり】


 
コロンビア第二の都市となる「メデジン」に、9日間ほど滞在していました。
 
旅人ご用達ガイドブック”地球の歩き方”を見たことがある人はご存じだと思いますが、コロンビアについての情報が極端にすくなく、今回紹介する”メデジン”に至っては1ページも載っていないという扱い。。。(2014-15年版)
 
そんな日本人に知名度の低いメデジンですが、個人的には本当に良い街だと感じました。
文字通り住みたいと思ったくらいです。
今回は旅の日程の都合で9日間しか滞在できませんでしたが、できることならもっともっと滞在したかった。(そもそも当初の予定では3泊程度で済ますつもりだった)
 
 
今回は旅の記録と共に、僕がメデジンをお勧めしたい理由を述べたいと思う。
治安の悪いイメージの強いコロンビアですが、この記事によってメデジンを訪れる人が増えてくれることになれば幸いです。
 
 
 

1.1年を通して過ごしやすい気候

メデジンは標高1500m程度の場所に位置しており、1年を通してほぼ同じ気温。
快適な気候が1年を通して続くというのは、世界を探してもなかなか無いと思う。
 
日中は日差しで少し暑くは感じるが、出かけるのが億劫になるほどでもなく、夜は気温が下がって涼しいくらい。
寝る時も暑苦しくもなく、寒すぎることもなく快適に寝れる。
降雨量もそこまで多いわけではなく、実際僕が過ごした時も内1日、弱めの雨が降った程度だった。
 
生活する場合はもちろんだが、旅をする人にとっても気温や雨というのはかなり重要で、その点ではメデジンは素晴らしいんじゃないかと。
そんなメデジンは「常春の都」と言われるほど。
 
 

2.インフラが整っている・最も革新的な都市

南米でメトロが見れるなんて思ってもみなかったので、インフラの整備の高さにびっくりしました。
始めてその街に来る人にとって、町中の移動は結構不安。
だけど、メトロなら行先・路線図がはっきりしているので、これはかなり便利。
しかもどこまで行っても1回約70円程度という安さ。乗り換えもわかりやすい。
もちろんバスも通っているし、場所によっては路面電車もある。
 
もう一つ、ケーブルカーが通っている点が挙げられる。
メデジンは街がすり鉢状になっていて、その形状に合わせて住む地域が高地と低地に分かれる。
高地は貧しい人々が住むいわゆるスラム街になっていて、高地に住む人は市内に出るのに以前は1時間もかかっていたそう。
それがこのケーブルカーのおかげで数分で行くことが可能になったそうです。
おかげで治安も改善された、職業を選べやすくなったとの声も。
 
経済的効果・治安改善を、交通技術で成し遂げるということを世間に示した訳です。
観光用ではなく地元の人の足になっているのは世界でもかなり珍しいっぽい。
 
その点を評価され、メデジンは
2013年に米紙ウォールストリート・ジャーナルとシティグループが選ぶ「最も革新的な都市」コンテストで1位に選ばれるという快挙。
しかも最終候補に残ったのは、メデジンの他にアメリカのニューヨークとイスラエルのテルアビブ。これら大都市を差し置いて選ばれるという。くらいすごいこと。
(これでなぜ地球の歩き方に載らない・・)
 
 

3.近郊に観光スポットがたくさんある

メデジンからバスで2時間ほど行った場所に「グアタペ」という街があり、とてもカラフルな街。
観光客集客を狙った町おこしの一環で、このようにカラフルペイントになったみたいです。
 
 
またそこから少し離れた場所に、「ラ・ピエドラ・デル・ペニョール」という巨大な岩があります。
200mもの巨大な岩だけど、それが1枚岩だとか。
数百段もの階段を登って岩の頂上まで行けることができ、そこからの景色は疲れも吹っ飛ぶ素晴らしい景色。

他にもメデジン市内に、太っちょ銅像のあるボテロ広場や、HAIKU魂というメイドカフェ(コロンビア美女がメイドの格好をしている)農園直送の豆を使っている美味しいコーヒーの飲める「ペルガミーノ・カフェ(Pergamino Cafe)」なんかもあり、観光にも見ごたえのある場所。それがメデジン。
 
最近では、ワールド・トラベル・アワード2016の「長期休みに訪れたい場所」南アメリカ部門の第1位を受賞するという快挙も成し遂げています。しかも3度目だとか。
本当にすごい。
 
 

4.街の景観・夜景が素晴らしい

街の建物はレンガ造りがほとんどの為、街全体が赤土色。その統一された色は見ごたえがあります。
また街の形状がすり鉢状ということで、街の中心部からはメデジンの街並みを眺めることができる。
 
そして夜になるとまた違う表情に。
これほどの夜景はそうそう見れるもんじゃないと思う。
Pueblito Paisa(プエブリート・パイサ)という丘からの眺め。
 
 

5.日本語を学ぶコロンビア人と交流できる

ここでまず紹介しなければならないのが、カオリさんという女性。
メデジン在住で、こんなところに日本人というテレビ番組にも取り上げられていたりする。
メデジン=カオリさんと言ってもいいくらい旅業界では有名人。通称メデジンの妖精(笑)
 
カオリさんはメデジンの私立大学Universidad EAFIT(エアフィット大学)で日本語教師をやっており、他にも日本語クラブという日本に興味がある人のためのサークルを運営をされていたりする。
 
僕も今回、カオリさんの大学での授業・日本語クラブの活動に参加してきました。
日本語を本当に上手に話すコロンビア人がいて、日本の文化を学んでいて感心します。
日本語クラブでは、今回は日本の歌を一緒に歌う活動をしたり、エアフィット大学での授業ではスピーチの練習(もちろん日本語)に参加して話を聞いたりしました。
 
漫画やアニメに興味を持って日本を好きになったというコロンビア人がほとんどで、日本文化の偉大さを痛感。
日本の事をとても好きでいてくれて、そういった人と交流できるのは本当に楽しい。
外国の人から見る日本の印象を聞くのも結構面白かった。
コロンビア人との交流に興味がある方にはもってこいの場所です。
 
 

6.日本人宿「守破離(シュハリ)」が魅力的

メデジンには、守破離(シュハリ)という日本人宿があります。
僕が毎日、いや常に快適かつ楽しくメデジンを過ごせたのは、この宿があったからだと思う。
 
雰囲気、内装・手入れ、そこに集まる旅人、日本語を学ぶコロンビア人との交流、うますぎるシェア飯。
どれをとっても良かったと言える。まさに理想のゲストハウスでした。
メデジンに行く際はぜひ守破離にも泊まりに行くことをお勧めします。
詳しくは次回の記事に記載していきます。
(※現在は閉鎖しています。メデジンに来た際は、Booking.comなどを利用して宿泊先を探してください。)


※Booking.comだけじゃなく、周辺の最安値を調べるには【ホテルズコンバインド】がオススメ。
Booking.com、Agoda などさまざまなホテル予約サイトの価格を比較して、周辺の安いところを探せるサイトです。いくらくらいで滞在できるかサイトに飛んで調べてみてください。

 

7.コロンビア美女が多い

最後はこれ(笑)
前回の記事でコロンビア美女特集をしましたが、(前回の記事→【コロンビア美女撮影】おれが見つけたコロンビア美女はこの子だ!!!世界3大美女大国の1つ『コロンビア』に行ったら本当に美女が多かったので写真撮ってきた(60枚)
 
コロンビアの中でも美人が多いと評判のメデジン。
滞在期間が長かったのもありますが、僕が撮った美女の多くはメデジンでした。
美女を見たいのならばぜひメデジンへ!笑
(でも個人的には首都ボゴタも負けてないくらい多いと感じたので、ボゴタもお勧めw)
 
 
 

まとめ

どうでしょうか。
メデジンの良さは伝わったでしょうか。
 
おそらくコロンビア全体のイメージとして、治安が悪い、麻薬組織が・・・なんて思っている方が多いと思います。
確かに90年代はそうだったようです。(実際に麻薬王がいたらしいし)
けれどそれはもう遥か昔の話。今は治安は改善され、僕自身も危なさを感じることはありませんでした。
 
もちろん、治安の悪いエリアが存在していたり、夜は出歩かないようにしなきゃいけなかったりはします。
でもそれはどこの国でも共通することで、特にコロンビアが避けられるというようなことには値しません。
 
 
住みやすく観光としても文化に触れる面でも、多くの魅力が溢れるメデジン。
短い期間ではあるが、僕自身がメデジンに滞在し、本当にこの場所の良さを肌で感じました。
 
南米といえばペルーやボリビア、ブラジルなどが注目度は高いと思いますが、メデジン含むコロンビアも僕は声を大にしてお勧めしたい国です。
 
南米に来ることがあればぜひコロンビアにあるメデジンを訪れてみてください。
きっと素敵な場所だと感じることでしょう。
 
 
以下、メデジン観光PRビデオ「メデジンにおいでよ!」

 
 
【追記】
大絶賛している記事ですが、合わせて読んで欲しい記事です。
世界を旅することは危険なことなのか。犯罪に巻き込まれるのって誰のせいなん?
 

伊藤 祐矢

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伊藤 祐矢

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