これぞ真の旅人!世界一長いナイル川の源流で魚釣りと原始的火おこしに試みたら

2017年6月14日〜18日 ウガンダ
 
 
 
ケニアからお隣ウガンダへ。
ウガンダではケニアで出会った大学生、”カズ”と”コウキ”の2人組と行動を共にします。
 

彼らのインスタから拝借

2人は野宿をテーマに(勝手に解釈)アフリカや南米各地を旅してて(内1人はアジアも)
エジプトから始まりエチオピアのムルシ族の村で野宿したり、ケニアのサファリ(安全なとこ)でシマウマの群れがいる所、マサイ族の住む村で野宿したりと、結構面白いことしてる。
 
というか僕の印象では野宿だけでなく、ローカルな所に遠慮なくぶっこんで冒険しまくる怖いもの知らずの大学生って感じ。

赤道見て何となく過ごして終わりかなー、って思ってたウガンダ滞在も、
その2人と居たおかげで、久しぶりにこっちも刺激のある面白い日々を過ごすことが出来ました。
 
そんなウガンダの滞在記。
 
 
 
 
 
 
ケニアからバスで14時間くらい。
ウガンダの首都「カンパラ」にやってきました。
 
ケニアの渋滞もすごかったけど、ウガンダの渋滞も凄まじい!
ウガンダでは一般的なタクシーはほぼなく、乗り合いバンを現地ではタクシーと呼び、バイクタクシーと合わせて庶民の足になっているようです。
その車の数や人の数もハンバ無くて首都中心部はどこも激混み。
 
 
特にこの「オールドタクシーパーク」(Old Taxi Park)はある意味観光地として有名。
 
写真で知ってたけどやっぱり生で見ると半端ない。
絶対こんなにいらんやろ!!!
車多すぎて身動きとれへんし!(笑)
 
 
 
アフリカを南下していくとこのパターンが多くなるみたいなんですが、
ウガンダではホテルの敷地を借りてテント泊で過ごしました。
ちゃんとした部屋も宿泊できますが、テント持っているし値段も安くなるし、なによりコウキ&カズのスタイルが「テント泊」なので検討の余地すらなしで決定。
芝生も生えているのでまあまあ柔らかく普通に寝れます。
他の宿泊客もテント使ってる人いました。
 
 
 
そんな1泊を過ごし、翌日はナイル川の源流のある「ジンジャ」(Jinja)に移動します。
 

エジプトまで続く世界一長い川で有名な「ナイル川
その源流がケニア・ウガンダ・タンザニアに接するヴィクトリア湖にあり、ウガンダのこのジンジャではラフティングツアーなどにも参加できるみたいです。
 
 
ただ、僕らが試みたのは、
 
川釣り!!!(木の棒で・・)
 
カズが値切りに値切って3分の1くらいの値段で借りたボートと、事前に買っておいた糸(毛糸並の太さ)と針、そしてそこら辺で拾ってきた木の棒を使って(笑)
ナイル川で魚釣りです!!!
いつぶりやろ。
あ、パラグアイでも池州でやったっけ?笑
 
ちなみにこの魚がその夜の晩ご飯になるので釣れないと困ります。
 
 
 
借りたボートを3人で一生懸命漕がなあかん、かと思いきや現地人2人が一緒に乗ってボートを漕いでくれます。
釣りポイントまで連れてってくれました。
後で分かったけど、素人3人だけで漕いでたら何もできずに終わってた気がする。ありがとうおっちゃんたち。
 
 
そんなわけで、早速準備した釣り竿(木の棒)で魚釣り開始!
 
誰が1番最初に釣れるか、誰が1番大きな魚を釣るか、
そんなことを3人で話してたら、
 
 ウガンダ人が早くもゲット!!!
 
まじか・・!
すげー!さすが慣れてるな〜
 
でもこんだけ早く釣れるんならこれは期待できそうやな!
 
 
 
 
と思い、続けること
10分、、、
 
20分。
 
 
全然釣れる気配がない。。。
 
 
のに!
ウガンダ人はさらに2匹目、3匹目と釣っちゃってる!
 
なぜだ・・!
 
 
 
場所を変えてまたやってみるが全然釣れねぇ。。。
ウガンダ人は何匹も釣っていく・・
 
くそ、今夜のおかずが・・!
 
 
 
 
そんなことをやっている内に日が暮れ始め、、、、や、やばい・・!
 
 

やばい!!!夕焼けがめっっっちゃ綺麗!!!なんかこれだけでもう十分満足かも!!笑
 
 
 
 
 
 
で、結局暗くなって陸地へリターン。。。
 
3人の収穫はまさかの”ゼロ”・・・
ウガンダ人”7匹”
 
なんだこの差は・・・(泣)
 
 
意気消沈だったけど、一緒に釣りしたウガンダ人に魚貰ってっていい??って聞いたら、普通にくれた(笑)
え、いいの!??
やったラッキー!
今夜のおかず!笑
 
 

持ってきた網使って、火で炙って調理!
塩かけて食ったけど、めっちゃ旨かった!
釣ったの俺らじゃないけど!笑
 
ちなみにこの他にちゃんとラーメン作って食べました。
 
夜は川沿いの人気のない所でテント張って就寝。
 
 
 
****
 
翌日。
そんで翌日ももう一回やってみたんだけど、それでも釣れず(なんでだ!!)
 

焼きトウモロコシと、写真奥でウガンダ人がナススープ作ってる

結局収穫は無かったので、
川の中洲で栽培してるっぽいトウモロコシとナスを使って、焼きトウモロコシとナイル川の水を使って沸騰させたナススープを頂きました。笑
なんだこの原始的な生き方は(笑)
ナイル川スープに、ナイル川で洗濯とお風呂を済ますウガンダ人、たくましすぎる!!
ムリな人はムリやろうけど正直めっちゃ楽しい(笑)
 
 
 
 

ジンジャからタクシー乗り場までバイクタクシーで移動。

 
そんな感じでジンジャを満喫し、カンパラへと戻りました。
その翌日は、逆方向へ向かい
「赤道」へと足を運びます。
 
南米大陸エクアドルでも赤道を訪れましたが、今度はアフリカ大陸でも訪れます。
なんと贅沢なことか。
 
 

彼らはこんな所でも野宿します。(実際に寝たのは少し離れた人気のない所)
 
 
赤道自体はそこまでテンションの上がるものでもなく、
ちょろっと見たら写真を撮ることもなく、とりあえずレストランでご飯という、何とも雑な扱い。
その間は2人の話し合いを聞いたりしてて、
なんかその話を聞いてて、
 
「あぁ、男2人旅もアリだったなぁ・・」
 
ってめっちゃ思った。
なんか2人であーでもないこーでもない、でもこーしたいーこれどう?って。
 
1人旅も一人旅の良さがあるから、今回の旅は1人で良かったなって思ってるけど、カップル旅とはまた違う良さがありそうだなって感じた。
 
 
 
 
 
赤道で写真を取り終えた後は、川付近(沼地だった)で野宿と夕食の準備です。
 
ナイスな事に近くに藁が大量にあったので、それを地面に敷いてクッション代わり。
これが最高に心地よい柔らかさを作り出してくれた。
 
その上にテントを張って寝床完成!
 
そんな次は夕食の準備です。
今夜もラーメンをいただこうと思います。
 
2人が持ってきてくれた鍋を活用しますが、その前に火の準備です。
 
今回もまたそこら辺にあった木の枝とさっきの大量にあった藁を使って、あとはライターで、、、
 
 
・・・・・・
 

なんて使いません!!!
「ガチ」な火おこしです!!!!笑
 
 
え、まじで??って感じですが、やってみましたw
一応ライターはありましたが、火おこしをやってみよう!という凄まじいチャレンジ精神。
もちろん言い出しっぺはこの2人です(笑)
でも、やるならぜひ俺もやりたい!ってことで満場一致でさっそく火おこしの準備に取り掛かります。
 
カズが用意してくれていた火おこしの手順書(PDF)を見ながら、見よう見まねで木の枝とカッターで準備。
実際にやってみるとそれっぽく、なんかイケそうな気がする!笑
 
 
しかし、回しても回しても全然付かない。
たまたま来たウガンダ人も、
「こいつらは何をやっているんだ・・!??」
という視線で、じっと見守ってくれてました。
 
 
それでも一向に火が付かないので、見かねたウガンダ人は火種になる炭を持ってきてくれるという。。。
でも違うんだ!オレたちはこの原始的な火おこしで火をつけたいんだ・・!!(←完全にアホw)
 
 
 
 
しかし、3人で順番に回せど回せど全然火が点かない。。
途中焦げっぽいニオイと一瞬煙っぽい白さを見た気がしましたが、それでも結局火は点いてくれず。
 
 
日も暮れてきたので、断念して
最後はライターを使いました。
 
いや、もう疲れたし手痛いしw
 
 
 
その後も火種がうまく作れず苦労しましたが、なんとかラーメンにありつけることができたのでした。
ちなみに昼間行った赤道上にレストランがあるので、こんなことはしなくても食にありつけれます(笑
翌朝の朝食はそのレストランだったし(笑)
 
 
 
 
 
****
 
翌日カンパラの宿へと戻り、僕はケニアに再度、彼らはルワンダへと足を進める為ここでお別れしました。
もうちょっと一緒にいたい気持ちもありましたが、
でもまあ名残惜しいくらいがちょうどいいので、ここで去ることにしよう。
ってか風邪気味もあってかテント泊の連泊はちょっとしんどくなってきたし(笑)
 
 
2人のおかげで、ケニアもだけどウガンダ旅がすごく刺激的で面白い滞在となりました。
彼らも僕と同じように人生や進路に悩みつつも、旅を思いっきり楽しんでて。
彼らの気持ちもすごくよく分かったし、2人が今後どう歩んでいくのか楽しみでもあったりする。
 
2人旅だからこその悩みもあったみたいだけど、実りのある良い旅になってほしいなぁ
(南米ではアマゾン川を手作りのイカダで下るみたいです(笑)寝床もそのイカダの上でのテントらしいw)
命に関わらない程度に安全に旅してほしいですね。
 
 
 
 
 
 
ウガンダ滞在はこんな感じでした!
この後ケニアに一旦戻って、アフリカ大陸編は終わり。一気に中国に飛びます!
いよいよ僕の旅もあとこの国で終わりになります。
 
中国は実は人生で初めて訪れた海外。思い出のある国です。
懐かしさもありつつ、結構苦労することになります。。(泣)
 
 
次回、中国編1記事書いて、旅の記録はひとまず終わり。
リアルタイムは滞在ラストday!
複雑な心境ですが、日本着前になんとか旅記事を書き終えようと思います。
 
そんなわけで中国編いきまーす。
 
 

伊藤 祐矢

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Published by
伊藤 祐矢
Tags: 世界一周

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