国を分断する国境。国境とはいったい・・【ラルナカ空港からニコシア市内までの行き方記載】

 
キプロス観光の話もそこそこ書いたので、今日は国境の話でも。
 
 
キプロスで個人的に1番面白いなーと思う所は、国が分断されてるとこだと思うんですよね。
こんな一つの小さな島が南北で分断。
日本で言うと西日本と東日本に分かれちゃうようなもんかな。西と東の間に国境があって。みたいな。
 
国境を行き来する時、中心地の真ん中の道にあるメインの国境を通ってたんだけど、
他の場所からは行き来できるんかな?って思って他の道もちょろっと見てきました。
 
 

 
中心地から少し歩いた所にも国境らしきゲートがありました。
 
「ここ国境?」
って聞くと、そうだよとのこと。
 
誰も使ってない感じはあったけど、同じようにすんなり通れるようでした。
 
 
 
また違う日だったけど、せっかくだし国境に沿って街を歩いてみることに。
 

 
国境に沿って建物があって、元々自由に通れた道だったんだろうなって所は、ドラム缶とかでバリケードされてました。
この先がグリーンラインを挟んで北キプロスになるわけね。
 
 

 
ここはいい感じに、手前に南キプロスの国旗、グリーンラインを挟んで奥に北キプロスの国旗が並んで見えました。
 
この場所も元々は一本の道で国境なんていう存在はなかったのに、今では通行止め。
ただ、ゲートが設置されている所は観光客ならパスポート、地元住民ならIDカード見せれば行き来はかなり自由だから、なんだそりゃって感じ。
キプロスに来て1番、あれ?って思ったとこ。
国境が存在する意味あるの?って。
 
 
元々住んでた民族が違ってて、おれたちはこの国は認めねぇ独立するんだ!って争った人たちが独立宣言しちゃったもんだからこうなっているんだけども、
ただ、その2つの国同士は仲が悪いのかな?って思ってたけど、全然そんなことなかったのがびっくりでした。
 
お互いの国民同士が嫌ってるわけでもなくて、
むしろ今回泊らせてもらった宿のホスト、ダニエルにお勧めの観光地ある?って聞いたら、北キプロスにある場所をお勧めしてくれたり。
南キプロスの住人の人が北側を勧めるんですよ。
あ、なんか意外。って思いました。
 
韓国と北朝鮮も同じような状況ですけど、
一度韓国人の友達に聞いたんですよね、「北朝鮮って嫌い?」って。
意外なことに、え、いや別に?
むしろ仲良くして国境を無くして自由に通れるようになれば、韓国から飛行機を使わず中国通ってロシア通ってヨーロッパまで行けるのになぁ。
なんて反応でした。
 
 
そんなことを聞いたりすると、国境ってなんなんだろうなぁとか思います。
まあ国境がないと「国」という概念が無くなってしまうから必要だけども、
ヨーロッパみたいに、国はそれぞれあって通貨もそれぞれあるけど、行き来は自由みたいな。
みんなそんなんでいいんじゃないんですかね。
 
旅行もしやすくなるし。
ホントもう面倒くさいから仲良くしてくれよな、って国境越えの時いつも思います。
 
 
 
キプロス最終日は、海沿いの街ラルナカに寄って帰りました。
まだ少し寒い時期だったけど、夏になったらいい感じのリゾート地です。
 

 
 
不思議な国キプロスでしたが来れて良かったです。
 
 
 
 
最後、交通事情だけ載せときまーす。
 
 
ラルナカ国際空港からラルナカ市内の行き方」
 
空港の2階(出発ゲート)の出口付近にバス停があるので、そこからラルナカ市内へ行けます。
425番のバスです。料金は片道1.5ユーロ。
 

 
帰りはラルナカ市内から同じく425番のバスで空港まで行けます。空港に行かないバスもあるようなので、運転手に確認したほうがいいです。
 

 
 
 
ラルナカ市内からニコシア市内の行き方」
 
上記のバス停からニコシア市内へ行けます。料金は4ユーロ。
 

平日と土日祝で時間が違うので要注意。
 

 
ニコシアのバスターミナルに着くので、帰りはここから乗車。
時刻は上記記載と同じ。
 

 
 
 
ラルナカ国際空港からニコシア市内の行き方」
一つは上記のバスを組み合わせる方法。これなら片道で計5.5ユーロで行けます。
もうひとつはラルナカ空港から出ているシャトルバスを使用。片道8ユーロ。
 

 
ただし!このシャトルバスはニコシアまで行かず、「KAPNOS」というシャトルバス停までしか行かないので、そのバス停から少し歩いて市内バスに乗り換え、ニコシアの「Solomou Square」まで行く必要があります。
 

さらに注意点。市内バスは全て18:00までしか運行しないので、夜到着する人はタクシー使うしかなくなります。
なので、ラルナカ市内まで行ってそこから乗り換える方法で行くのをお勧めします。
 
 
 
レフコシア(ニコシア)からファマグスタ・ギルネの行き方」
 
まず北キプロスに入国し、ファマグスタ行き又はギルネ行きのバス停まで行く必要があります。
 

ピンはファマグスタ行きのバス停。ギルネ行きは歩いてすぐの別の場所になります。
ファマグスタからもギルネは行けるので、僕はレフコシア→ファマグスタ→ギルネ→レフコシアで行きました。
レフコシア→ファマグスタは11トルコリラ
ファマグスタ→ギルネは12トルコリラ
ギルネ→レフコシアは8トルコリラでした。
 
 
 
以上、
誰の役にも立たないかもしれませんが(笑)キプロスの情報は少なかったので一応残すことにしました。
2017年3月情報なのであしからず。
 
 
 

 
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コーチングというものに出会い、コーチングを通して自分自身を大きく理解し、たくさんの経験や悩みや葛藤などを経て、ここにたどり着くまでの事を赤裸々に綴っています。

僕のこれまでの経験や考えてきたことを伝えられたら嬉しく思います。
少し長いですが、お楽しみいただけると嬉しいです。


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